タテ・ヨコ・ナナメ

はたらくことについてタテ・ヨコ・ナナメの切り口で語ってみます

こんな中途採用担当は嫌だ

またしても超久々の更新。
まぁ、しょうがないね。これが俺の限界だ。

今回は多少毒を吐きます。
題して「こんな中途採用担当は嫌だ」です。

さぁ、いってみよう〜!

合否理由のフィードバックがない

意外と多いです。
特に不合格の際には不合格理由が欲しいもの。
だってそれを元に、エージェントとしてはミスマッチがないように
精度を高めたいですし、候補者側だって何がずれていたのか知りたいもの。
ところが、
「厳正な審査の結果お見送りとさせていただきます」
というひと言のみ。
聞いても答えてくれない、とかね。正直こういう企業は紹介も後手にまわる。
採用積極的な企業だと、合格にせよ不合格にせよ、詳細にわたって
フィードバックをくれたりするものです。
某大手情報サービス会社のうちの、日常消費領域を担当する企業なんかは
すごく細かくフィードバックをくれます。本気度高いし熱意を感じます。

選考がやたら長い

某大手のSIerとか、ね。採用する気ないんじゃないかと疑うレベル。
書類選考期間が普通3〜5日程度のところを、平気で3週間ほどかけるし、
普通は1ヶ月半もあれば内定に至る選考期間が3ヶ月程度かかったり。
そこしか受けてないならともかく、普通は複数社並行して進めるわけじゃないですか。
そんな中、1社だけ群を抜いて遅いと、スピードコントロールが大変です。
…っていうことを突っ込むと、「そこは致し方ないですね」って。

採用への熱意が全く感じられねぇっす。

コンプライアンス的にどうよってやつ

面接時にエージェントも同席せよって言われて同席してみたわけですよ。
面接の同席自体は、どういう観点で見ているのか、どういう質問があるのか、
というのがよく分かるので有効です。
で、同席してみたらその場で言うわけ。
「エージェントさんがFee安くしてくれればこの面接は通すけど、
そうじゃなければ通過させられないなぁ」
って。
候補者本人を目の前にして、ね。神経疑うレベルです。
そんなん言われたら、我々が介在していて候補者に迷惑かけるぐらいなら、
「じゃあFee安くていいです」
って即答するしかないです。
当然、その候補者の選考が終わった後は契約打ち切りました。
その後のその企業?まぁ、やっぱりね、というか、知らないうちに倒産してました。

他にもエージェントの中抜きをしてこようとする企業とかね。
「一旦エージェントさんには不合格って通知しておくので、
次回個人的に応募してよ、選考そのまま継続させるから」
いやいやいや、ばれるっての。

自社に自信がない

「御社の魅力は何ですか?」
「競合に対してどういう差別化ポイントを伝えれば良いですか?」
てな質問を新しいお付き合いの企業様に対してよく投げます。
候補者に紹介して、応募意思を取り付けるには必要なことですから。

一定の割合でいらっしゃいます。
「いやいや、何でしょうねぇ、魅力?…う〜ん、魅力ねぇ…」

採用担当がそれじゃあ絶対採用うまくいかないよね。

他社をやたらDisる

やたらと競合の文句、不満を言ってくる担当者も少なくないです。
これもはっきりいって逆ブランディング
大したことないな、この会社、と思ってしまうわけです。

紹介と派遣を分かってない

問い合わせをいただいて、訪問したら
「週明けにも人を入れたいんですけど、大丈夫ですか?」
って、いやいやいや、うちの仕事それじゃないから!

要件がコロコロ変わる

すげーよくあります。まぁ、現場と人事のコミュニケーションの問題、って
話も少なからずありますが、そうコロコロ変えられてもね、と。


段々最後の方、投げやりになっちまいました。
採用担当がその会社の全てではないものの、採用担当の対応ひとつで
その会社に人を紹介したくなったり、逆に紹介したくないなぁ、と
思ってしまったり、ってなりますね。

そう考えると、採用担当って大事だよな、と。

最近、採用担当をアウトソーサーに任せるって企業も増えてますが、
そのアウトソーサーも正直イマイチなことが多く、こんな大事な業務を
アウトソーシングするってどんなもんかねぇ、と思ってしまいます。

以上、半ば愚痴でした。