タテ・ヨコ・ナナメ

はたらくことについてタテ・ヨコ・ナナメの切り口で語ってみます

こんな求職者は嫌だ!

私たちエージェントは日々、転職を希望する方とお会いしています。
厳密には、転職を希望しているかどうかはともかく、自身のキャリアに関心のある方、ですかね。

私たちも人間ですから、合う求職者と合わない求職者がおりまして。
合う求職者については、とにかくご本人のためにトコトン頑張ろうという気になりますし、
合わない求職者についてはほどほどにしとこうかな、なんて思います。

いや、合わない求職者であっても、市場価値が高く、
多くの企業からオファーが出そうであれば頑張っちゃいますね。
逆に一般的に支援するのが難しそうなキャリアの方だと、適当なところで諦めます(笑)
限りあるリソースをどう配分するか、そこには「この人の役に立ちたい」という
想いの強さも当然影響するのです。

ということは、年齢が高いとか、キャリアチェンジ希望とか、
あるいは転々としたキャリアで強みが分かりづらいとか、
大手エージェントであんまり求人紹介されなかった(笑)とか、
そういう方ほどエージェントと仲良くなっておいた方が何かとお得なのです。

では、我々にとってどんな求職者が嫌かっていうと…。

時間を守らない

一番多いのがこれ。面談時間を守らない。遅れてきて一言の詫びもない。企業との面接に遅れる。
時間を守るのは社会人の基本。
電車遅延などやむを得ない場合でも、キチンと連絡を入れるようにしましょう。
意外と年収の高い人にも多いんですよね。忙しいのは分かりますが。

ドタキャン

最悪です。無連絡は言うに及ばず、面談5分前とかにキャンセル連絡…。
特に忙しくて全然面談の予定が合わず、夜10時にようやくセットできたとか、
日曜日に面談することになったとか。
小田原界隈まで呼び出しておいて空振り、なんてこともあります。
社会人としていかがなものか、な感じです。いや、普通にいるのです。
で、後から連絡を取ると「小学生かよ!」な言い訳する人もね。

返事がない。ただの屍のようだ…。

面談後しばらくは一生懸命求人の追加提案なんかをしたりします。
求職者にとってどんなキャリアがベストなのか、一生懸命考えて、提案します。
が、ことごとく返事がなかったりすると、やはりやる気が削がれます。
全てのメールに返信を、とまでは思いませんが、たまには返事もないと。私も人間ですから。

エージェントを業者扱い

何というかですね、やたら我々を業者扱いしてくる方も少なからずおりまして。
あれやれこれやれ、あれを調べておけ、これを調査しろ、俺の転職の成功にコミットしろ…
そりゃあ、我々の売上は、求職者の転職が成功してこそ、なわけですから、
うまくいくように努力もしますが、「当たり前だオラァ」なスタンスだと、
「んだよこのクソハゲ!」と心の中で思ってしまいます。
別にアンタから金もらってるわけじゃねーんだよ、と。

やたら否定的

良かれと思って色々提案しますし、提案する理由をお伝えしたりもしますが、
全てにおいてやたら否定的な人。
 「この企業はこういう点がダメ」
 「こちらの企業はこの辺がNG」
 「あー、あの企業は友人がいるのですが、実態はこうなんですよ」
 「こんな企業行く人いるんですか?信じられね」
てな調子であらゆる企業に難癖つけられると、ね。

何となく思い浮かんだものを挙げてみました。

エージェントも人間。
うまく付き合っておいた方が、何かと便利なのは間違いないです。
お金掛けずにいろんな情報を得られますし。

上記の逆をいけばある程度は信頼関係を築けるはずです。

ご参考まで。